冷凍向けの保冷剤としても広く使われているドライアイスは、二酸化炭素を固体にしたものです。時間の経過により昇華したガスは、そのままCO2として大気に放出されます。COP21協定により、
削減指定物質と認定されているCO2。ドライアイスから保冷剤に切り替えることで、直接CO2そのものの削減に繋がるのです。
冷凍事業 FREEZER
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冷凍事業~業界最高水準! -150℃超低温ストッカー~
Haier Biomedical(ハイアール バイオメディカル)社との国内独占契約によって誕生した業界最高水準の超低温ストッカーは、「-150℃」を実現。この技術により食品や物流業界をはじめ、さまざまな分野でのコスト削減が可能です。また、当社が長年取り組んでいるSDGsの取り組みの一部「食品ロス」の分野にも貢献できます。
ここでは、従来の冷凍技術から一歩進んだ当社の冷凍事業についてご紹介します。
超低温冷凍庫~長期保管でフードロス削減に貢献~
食材を
“高品質のまま”
長期間冷凍保存
したい
物流現場にて、
安定した温度を保ったままお客様の元へ届けたい
食料品を
より長期にわたり
冷凍保管したい
医療現場で
求められる最高の冷凍保存技術を、安定的に享受したい
ご葬儀まで、
きれいなお姿で
保管したい
細胞の組織を
破壊しない、安定した冷凍のニーズを満たしたい
近年、多様化する物流ニーズに応えるための安定化が求められており、医療現場でも用品や組織が安全・安心に保管される必要性が高まるなど、冷凍技術に関するニーズが高まっています。
中国のHaier Biomedical(ハイアール バイオメディカル)社が開発元となり、当社とHaier Biomedical(ハイアール バイオメディカル)社との国内独占契約によって生まれた-150℃超低温ストッカー「UD Cryo Freezer」は、超低温保蔵庫に加え、急速冷凍を兼ね備えた世界最高水準の冷凍庫。
この冷凍庫は、食品や医療現場などにおける物品の直接保管に加え、超低温の保冷剤も実現可能です。これまで頼っていた「ドライアイス」よりも長時間高品質な低温での保存を実現し、さらに幅広い分野での活用が期待できます。
超低温ストッカーの特徴
-150℃の冷凍保管が可能
「-150℃」という温度での冷凍は、食品の乾燥や酸化、タンパク質の変性を抑制し、品質と鮮度を保持しながらの長期間保管を可能にします。この超低温の環境は、長期保存時に発生する冷凍焼けや油焼けの抑制にも有効。高品質を保ったまま食品類の長期保存が実現するため、食品ロスのカットにもコミットするのです。
世界最高水準!「-150℃」の冷凍庫で
使用可能な保冷剤
「-現在、冷凍などの低温保存では-79℃のドライアイスに依存するほかありません。「UD Cryo Freezer」では、ドライアイスよりもはるかに温度の低い「-150℃」で使用可能な保冷剤をつくることができます。
ここからは、別売りでご用意している「保冷剤」のメリットを、ドライアイスと比較してご紹介します。
CO2削減
安心・安全
ドライアイスは昇華によってガスが発生するため、密閉した容器で使用した場合爆発などの危険があります。一方、保冷剤ではガスが発生しないため、安心・安全に使用することが可能です。
変性ナシ
ドライアイスである二酸化炭素は、弱い酸性を示します。そのため、食品などタンパク質の変性を引き起こし、肉などが固くなるといった劣化が生じ得ます。一方、保冷剤の場合は冷やすだけなので、鮮度は保持されたまま保管可能です。
長時間冷凍
使用条件によっては、発泡スチロール内の温度を24時間摂氏0℃以下に保つことも可能です。そのため、冷凍食品やアイスなどの保冷にも最適!食材を使用するその時まで、最高の状態を保つことができるのです。
食品ロスを抑制し、SDGsへ貢献
この冷凍庫は、当社が以前から取り組んでいる「SDGs(エス・ディー・ジーズ)に則った商材開発」から誕生しました。 SGDsとは、2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された、よりよい世界を目指す国際目標です。
一般的に長期間冷凍庫で食品を保管し続けると、鮮度や品質がどんどん低下してしまいます。そうして劣化した食料は、そのまま廃棄処分されているのが現状です。
食材は、-6℃以下なら約1週間、-12℃以下なら約1ヶ月、-18℃以下では約3ヶ月保つことができます。冷凍温度が低いほど保存期間を伸ばすことができるため、-150℃での冷凍状態はより長期にわたる保存が可能となるのです。
これまで処分していた食品を廃棄せずに使えるためコストカットにつながり、食品ロスの減少やCO2放出の削減によってSDGsへ貢献することもできます。
活用例
水産物加工
医療
飲食・商品
物流
葬儀
ドライアイス代用データ(特許出願中)
発泡スチロール箱に保冷剤を入れた時の箱内部の温度変化


超低温保冷剤の保冷データ


仕様
冷却温度 | -125 ℃~-150 ℃ |
---|---|
内容量 | 200ℓ |
外寸 | 1670 ×677 ×1060 (mm ) |
有効内寸 | 667 ×432 ×650 (mm ) |
電源 | 3相 200V 50Hz (変更可能) |
電力 | 2.8kw (無不可 26kwD) |
重量 | 325kg 325kg |
基本仕様 | 安全制御・異常時アラーム警報 |
オプション | USB ポート (拡張機能用) |
設置環境 | 風通しの良い開放的な冷暗所 (27 ℃以下必須) |
コストダウンと社会問題に貢献!
世界最高水準「-150℃」の冷凍技術が搭載された超低温ストッカーは、高品質での長期保管によって食品ロスを大幅に低減することでコストカットに繋がります。またドライアイスに代わる、安心・安全・エコな保冷剤により、食品だけでない幅広い分野での活用が期待できます。まずはお気軽にお問い合わせください。